仮面の下の顔
人間って本当に外見だけではわからないって話をしたいと思う。
少し前のブログで私は如何にサルが嫌いか、思いの丈を徒然なるままに綴った。
嫌い度合いもMAXで、奴らから何されたって訳じゃないけど、ぶっ〇したいと思う程に キライなのだ。(猿限定。他の動物は寧ろ全部愛苦しい)
そんな異質な性格の者同志が集うスレッドがあってあぁ、私だけ精神異常じゃない んだ、ってホッとしてるんだけど。。。
みんなそこでお互いがリアルではどんな人間なんだろうね?って話題がたまに持ち上がる。 当然、内容が内容なもんでオフ会やろう、なんてことにはならない。
ただどんな人達なのか、お互い気になる。
が結局はお互いひっそりとそういうヤバい話
(サルのどこがイラつくか、どんな動画が好きか、どこに動画が落ちているか、実際サルが手に入ったらどうしたいかという妄想)
をWEB上でのみ 話し合い、共感しあい、動画を個人的に楽しむ。そして絶対に他人には知られないようにしよう、という結論に達する。
しかし私は一人だけでいいのでリアルに猿に対する罵詈雑言を共有できる仲間がどうしても欲しいと願った。
が、実社会で「あー猿ぶっ〇してぇ」なんて言ってる奴ぁいねーし、居たとしてもそんなやべー奴にゃ お近づきになれない。 なのでそんな素養のありそうな奴を身近で発掘?というか開発、覚醒させたくて一人会社の後輩にアタリ をつけた。
私が考えるそういう素養のある人物像はズバリ「アホ」 なんで社内の考えうる最下層のミスばっかりするいじられキャラの後輩に、そのテの話を振ってみた。
猿が住宅地に出没し悪さをする、老人が噛まれ怪我をした、という願ってもみないニュースがいいタイミングで 入ったのでそれとなくごく自然にその話を入り口に、もしうちの社内に猿が紛れこんだら、っていう有り得ない バカな例え話から入った。
すると面白いように後輩はノッてきた。いいぞ。
うちの会社にある特殊な機器に挟んで捻り潰す、とかシュレッダー室に追い込んで… とかバカなやり取り。
挙句は後輩の奴、ノリにノッて「ウッキー」なんて猿のモノマネなんかしやがんの。私を煽ってんのか(笑)
(さすが初心者。子ザルはホーホー、ホィッチュ、ピギャギャギャギャッ、フガッとしか言わないの! って心の中でつっこんだ。本物の猿はウッキーなんて言わない)
やっぱこういうバカは素養がある、期待通りだ!と喜び、満を持してサルの動画を 見せた。すると奴は…
「え~っかわいそう!」7
とまさかのドン引き(笑)
ちゃんと段階を踏もうとyoutubeに落ちていたインドネシアあたりの猿回しがジャンキーの客に からまれ、猿のリードを預けた途端、客がリードを風車回しで5回転くらい猿を地面に叩きつけた っていう(これがホントの猿回し)1丁目1番地の私からしてみれば軽~い動画だったんだけどなぁ…
私もかなり引くのもあるけど、例のスレッドで皆が閲覧してんのは猿のスナッフフィルムとかだよ。 普通に人選を間違えたのかな…?
てか、やっぱりサルを理由もなく(いやホントはイラっとくる要素満載なのだが)ブチ〇したい なんて思うのは異常なのか…って自覚しちゃった。
それ以降サ虐仲間をリアルに作るのを諦めました(笑)
パートナーがすっかり心酔している斎藤一人という実業家がいます。
納税額日本一とかでその上人生訓を説く、みたいな作家としての一面を持ち、書籍を見ろ、と勧められたので読むと 確かに、大雑把に言えば心持ちを良くしていれば仕事運も向いてくる、その通りかなぁ… くらいの感想でまぁ相当な善人なんだろうね、とその時はそんなもんだった。
所謂可もなく不可もなく、ってところ。心酔するまでのことはなかった。 ところが…!
その何年か後に本屋で立ち読みしていると例の斎藤氏の書籍が目に留まった。 あぁ、あの時勧められた…って懐かしく思い、何気なく開いたページにこんな項目があった。
「猿とらっきょ」
何いっ! 病的にそれに反応する私は急いでそのページに馳せ参じた。
猿にらっきょを与えるとバカだから全部剥いちまって最後何も出てこないとわかると癇癪を起こすと聞いて、 実際に猿にらっきょを与えてみたら速攻でポイッと捨てるだけだった。2回トライしてみたが同じだった。 大人が話した事だからといって全てが事実というわけではない、というものだった。
とても感動した。
以前のパートナーに勧められた、人としてポジティブな言霊「ついてる」を発していれば商才、運もついてくるとか、 あーそっかー程度だったのに、今回のこの一節だけで私は彼に心酔してしまった。
そういうことだよ!サ虐(隠語)の世界の入り口は。
ものすごく共感した(いやマジで)
勿論、この話は恐らく彼の幼少期の体験だろうし、この一件だけで彼がサ虐の趣味を持ち合わせて いるなんて思っちゃいない。それでは単なる妄想だ。
ただ、癇癪が見たい。それだけで、ノコノコ猿に会いに行ったこと、そこが物凄く大事であって(笑) それって素質がある、ってことですよ。
猿に興味がない、って人ではわざわざ会いには行かない。好きか嫌いじゃないと(笑)
しかも癇癪に期待して、じゃないと用意周到にらっきょを2個も持参しないって(笑)
(しかしこのポイッってらっきょを捨てるところが笑える。奴らってそういうとこあるよね、猿あるある。 食えないものだと例えダイヤだって金塊だってポイッと捨てる。奴らの間抜けなところ)
事実虐待の初歩、youtubeにも消されずに残っている動画でミルク癇癪というジャンルがある。 ミルクあげるふりしてあげないとか、2匹飼いで片っ方の猿しかミルクを上げないとか。 そうするとヤツは癇癪を爆発させるわけですよ(笑)
パフォーマンスも色々ありましてね、個体別に。
バックステップ、その場でジャンプ、ローリング、檻掴んで揺らす、いじけて顔伏せケツ向けてフリフリとか… そのザマが愉快で堪らないっ
そしてそれ見てさらに〇意が沸くという悪循環(笑)
だからソフトな躾、程度の虐は見応えがある。(正当化してるだけか)
百列ビンタとか、ハエ叩きで叩きまくるとかタマンネ。
冷蔵庫に閉じ込めたら凍死してた、ってのも何か結果はハードなんだけどやり方がソフトだったんで不思議と笑えた。
自己弁護になっちゃうけどハードなスナッフフィルムみたいなのはニガテ。さすがに切断とかはちょっと違うと思った。
自分が務めるC級会社の、しかも最下層の役職無しみたいな底辺がサ虐趣味の人物像だろうと勝手に想像 していたら…何と納税日本一の頂点の人物だったというビックリのオチ。
人間の仮面の下はホントにわからないね。
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